東京都でおすすめの介護リフォーム会社を紹介します！

介護が必要な方が家族にいる場合などは、介護リフォームを行うのがおすすめです。しかし、具体的にどういったリフォームを行えばよいのかなかなかイメージがつかないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、当サイトではWEBアンケートによる調査を行いました。介護リフォームをするとしたら気になることについて調査したので、さっそく結果を見ていきましょう。

第1位は「価格相場」でした。介護リフォームはリフォームを行う以上それなりに費用が必要になってくるものなので、価格については吟味したほうがよいといえるでしょう。

リフォーム会社のなかには赤字も覚悟のうえで非常にリーズナブルな価格でのリフォームをおこなっているところが存在します。選ぶのであればそうした会社にするのがよいかもしれません。

第2位は「リフォーム後の利便性」でした。リフォームをした後どの部分がどのように便利になるのか、利便性についても非常に重要になってきます。介護が必要な方の症状に合わせて、その症状がある方にとってもっとも適したリフォームを行わなければいけないという風に考えるようにしてみてください。

第3位は「補助金制度について」でした。介護リフォームでは各種補助金制度を利用できるケースがあるので、利用可能なようであれば積極的に申し込むようにするとよいでしょう。その際、リフォーム会社によっては申請のサポートをしてくれることがあるので、そういったサポートを提供しているかどうかに着目して会社選びをするのもおすすめです。

以上がアンケートの結果となります。続いては、東京都で介護リフォームする場合の費用相場をチェックしていきましょう。

介護リフォームとは、高齢者や被介護者が可能な限り自力で行動できるように、現在住んでいる家を改修することを指します。介護リフォームは地域によって価格に差があることがありますが、ここでは東京都で介護リフォームをする際のリフォーム内容ごとの相場費用を見ていきましょう。

手すり設置

トイレや浴槽への手すり設置は、工事費込みで1本1万5,000円程度～が相場です。複数の場所に設置することを考えると3万円～5万円程度を予算としておくとよいでしょう。また廊下や階段への手すりは長さなどによって異なりますが、廊下が約5ⅿ²の場合5万円～10万円、階段は10万円～20万円程度が目安です。

段差解消

床の段差をなくすためのリフォームには床の張替えが必要なため、面積によって価格が変わります。たとえば洗面室の床を張り替える場合は、解体や下地工事、仕上げ工事などを含めて約2万円～3万円程度が目安です。リビングと和室の段差をなくすリフォームは面積や床材によっても変わるので、リフォーム会社にお問い合わせしましょう。

トイレ

トイレの向きを変えて出入りをスムーズにできるよう広さを確保するリフォームは、全体で約30万円程度が目安です。手すりを設置したり段差をなくしたりする工事も含まれており、安全にトイレが使用できるようになります。

お風呂

在来工法のタイル張り浴槽から、浴室自体を広くして介助スペースを確保し、手すりや腰をかけて使えるシャワーを導入するリフォームを行う場合の相場は150万円です。またステンレス風呂からユニットバスに変更する場合で、バスリフトなども設けた場合は230万円程度かかることがあります。

玄関

段差をなくして外出時の負担を減らすために、玄関のリフォームも欠かせません。段差を抑えて手すりを設置して、履物を着脱しやすいようベンチを設置すると安全に使用できるようになるでしょう。このようなリフォームの場合は約120万円程度が相場となっています。

全体の相場

介護リフォームは一箇所のみでなく、快適で安全に生活できるよういくつもの箇所をまとめて行うことが多いです。東京都では介護リフォームの中心価格帯が200万円～250万円となっており、建物別に見てみると一戸建ての場合は200万円～250万円、マンションは250万円～300万円が価格の目安となります。

介護リフォームを行う場合「国の介護保険」と「市区町村ごとの助成金」の2つを利用できることがあります。ここでは介護保険と助成金の概要について、また介護保険申請の流れもご紹介するのでぜひチェックしてみてください。

補助金・助成金について

介護保険とは40歳以上の方が加入を義務付けられている保険制度で、要介護・要支援の認定を受けた際に介護に必要な費用の一部を国に負担してもらえます。介護リフォームでは介護保険の補助金を受けることができ、その際には「要介護・要支援の認定」および「ケアマネージャーによる申請」が必要です。

また要介護・要支援が受けられない場合でも各市区町村ごとに、原則65歳以上の高齢者で日常生活に不安がある場合はリフォームの費用を負担してもらえる制度を設けています。国からの補助金は要介護・要支援者が対象、市区町村からの助成金はそれ以外で65歳以上の方がが対象であることを押さえておきましょう。

介護保険申請の流れ

介護保険を利用して介護リフォームを行う場合、事前に申請する必要があります。リフォームしてからの申請では介護保険適用にならないため、注意しましょう。ここでは介護保険申請の流れをご紹介します。

ケアプラン作成

要介護・要支援の認定を受けている方は、まず介護リフォームについてケアマネージャーに相談してください。ケアマネージャーがひとりひとりの状況などからどのようなリフォームが必要であるかを判断し、ケアプランを作成し「理由書」を発行してくれます。担当のケアマネージャーがいない場合は、市区町村の高齢者支援課に相談しましょう。

事前申請

ケアマネージャーにケアプラン作成をしてもらったら、リフォームを始める前に市区町村の担当窓口に申請を行います。申請には下記のような書類が必要です。

・介護保険給付費支給申請書

・住宅改修を必要とする理由書

・見積書

・見積額内訳書

・工事施工前の状態がわかる写真

・完成予定のイメージがわかるもの

・住宅改修に関する承諾書（賃貸物件の場合のみ）

工事依頼

ケアマネージャーによるケアプランが完成したら、介護リフォームに対応しているリフォーム会社に依頼します。介護リフォーム会社によっては市区町村への申請をサポートしてくれる場合もあるので、ケアプランが完成したタイミングで先にリフォーム会社に相談するのもおすすめです。

また自治体によっては「受領委任払い制度」と呼ばれる制度を導入しています。これは市区町村が認めた受領委任払い事業者が工事を行う場合に適用される制度で、介護保険を利用した際の自己負担額だけを支払えばよいというシステムです。支払い面で厳しい場合は、ぜひそちらも検討してみましょう。

家屋調査・見積り・契約

工事前に介護リフォーム会社が家屋調査を実施し、ケアプランの内容に沿った最適な工事プランを一緒に検討してくれます。実際の動線などを考えながら確認し、今よりも快適で安全に暮らせるようなリフォームプランを考えましょう。

リフォーム内容が決定したら見積もりを出してもらい、その内容に納得できれば実際に契約を結びます。そして契約内容に従って工事がスタートします。

助成金の申請・還付

工事が完了したらその旨を市区町村に報告します。リフォームの前後の状態がわかる写真や領収書、工事費の内訳書など市区町村から指定されている書類を提出して助成金の申請をしましょう。受理されると指定の方法で助成金が還付されます。「受領委任払い制度」を利用した場合は還付されませんが、その場合でも書類の提出は必要です。

これから介護リフォームを検討している方が、事前に知っておきたい介護リフォームの際に注意するべきポイントをご紹介します。

必要なリフォームを見極める

必要な介護の内容は個人ごとの症状によって変わるので、介護される方にとって本当に必要な介護リフォームを見極めることが大切です。日常生活のなかでなにに困っているのか、どんな動きに苦労しているのかなどを踏まえたうえで、その症状に適したリフォームを実施する必要があるでしょう。不要なリフォームを行っても無駄な出費になってしまったり、かえって生活の妨げになってしまったりすることもあるので注意が必要です。

専門知識がある会社に相談を

介護リフォームを行うにあたり、ケアマネージャーや介護士などからのアドバイスを受けますが、実際に工事を担当するのはリフォーム会社です。プランを実現するための知識や経験、技術力がなければせっかくリフォームをしても生活が改善されない可能性があるので注意しましょう。介護リフォームに多くの実績があり、福祉関係の資格を持つスタッフが在籍しているような会社であれば安心です。

補助金利用には手続きがいる

前述の通り介護リフォームで補助金制度を利用する場合は、リフォームを行う前に申請する必要があります。補助金の対象となるリフォームの内容をチェックし、申請に必要な書類などもしっかりと準備しておきましょう。

工事が完了してからの申請では補助金を受け取ることができないので注意が必要です。市区町村への届け出が必要なケースは、市区町村ごとに必要書類が異なることもあるので、事前に担当窓口に確認しておくのがおすすめです。

東京都には介護リフォームを得意としている会社が数多くあるため、どのようにリフォーム会社を選べばよいかわからないと感じている方もいるでしょう。ここではそんな方のために介護リフォーム会社を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。

価格

安全な生活を送るために必要であるとはいえ、リフォームには多額の費用がかかってしまうものです。できるだけ費用を抑えて安心できる家にするためには、価格面でメリットの大きい介護リフォーム会社を選ぶのがおすすめです。

ただし安さだけを見て決めてしまうと、技術や実績が不足しており適切なリフォームを行ってもらえない可能性があるので注意が必要です。これまでに多くの介護リフォームを行ってきた実績があり、介護リフォームへの豊富な知識や高い技術を持っていることに加えて、良心的な価格でリフォームを行ってくれる会社に依頼しましょう。

また費用については不安を感じている方が多い部分でもあるので、事前に見積もりなどを依頼するのがおすすめです。わかりやすく透明性の高い見積もりを提示してくれ、質問などにしっかりと応えてくれるような介護リフォーム会社なら安心です。

サポート

介護リフォームには介護保険の申請など複雑な部分も多く、初めて介護リフォームを行う方にとっては難しく感じる部分もあるでしょう。もちろん市区町村の担当課やケアマネージャーにも相談することができますが、実際に現場でリフォームを行ってくれるリフォーム会社が申請などのサポートをしてくれると安心でスムーズでもあります。

同じ介護リフォーム会社であっても、申請に対応している会社とそうでない会社があるので、負担や不安を減らすためにもぜひ介護保険の申請サポートをしてくれる会社を選びましょう。また介護リフォームを必要とされている方は、身体の自由が利きにくい方も多いです。

そのような方は相談に訪れることも負担になってしまうことがあるので、リフォームを行う現地に来て調査や相談に乗ってくれる介護リフォーム会社を利用するのがおすすめです。

対応のはやさ

怪我をしてしまうなどで階段の登り降りが困難になった、玄関の段差が不安といったケースの場合、早急にリフォームをしてもらう必要があります。できるだけ早く生活の不安や不便を解消するためにも、ぜひ急を要するケースにも迅速に対応してくれる介護リフォーム会社を選びましょう。

介護リフォーム会社によっても施工までの日数は異なりますが、なかには簡単な手すり工事などであれば当日施工が可能な会社もあります。そういった会社を知っておくだけでもなにかあったときにすぐ相談できる安心感があるので、ぜひ依頼したい介護リフォーム会社を見つけておきましょう。

要望に沿った対応が可能か

介護リフォームは生活するために必要なリフォームではありますが、できればデザインにもこだわりたいと考える方もいるでしょう。とくにインテリアや内装にこだわっている場合、それにマッチしないデザインの設備を取り付けることに納得できないこともあるはずです。

そのような方は、ぜひ取り付けする器具のオーダーメイド製作などを行っており、デザインを重視したいという要望を叶えてくれるような介護リフォーム会社に依頼しましょう。それ以外にも予算などの希望を考えながら最適な提案やアドバイスを行うことができるなど、柔軟な対応ができる介護リフォーム会社なら満足度の高い介護リフォームができるはずです。

自宅での生活をより快適に、安全に、そして便利にするために必要な介護リフォームですが、ひとりひとりの症状や希望によってリフォームの内容は異なります。だからこそさまざまなリフォームの実績があり、要望を叶えられる技術力や提案力がある介護リフォーム会社を選び、満足度の高いリフォームを実現させましょう。東京都にはたくさんの介護リフォーム会社がありますが、まずは気になる会社の公式サイトなどをチェックして、信頼できる介護リフォーム会社を見つけてください。